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気圧センサー付きウォッチが高度を測定する仕組み

お使いのBaroウォッチは、本体に内蔵されている気圧センサーを使って絶対気圧を常時測定します。この測定値と基準値に基づいて、高度(高度計、alti)または海面の気圧(気圧計、baro)を計算します。

ウォッチには、高度計、気圧計、自動の3つのAlti-Baro(高度計-気圧計)プロファイルがあります。ウォッチは、デフォルトで自動プロファイルを使用します。周辺気圧の変化が高度の変化によるものなのか、天気の変化によるものなのかを判断して自動的に測定を切り替えます。

アクティビティを記録していない場合:

  • 垂直移動の変化は、ウォッチのアウトドアインサイトにある高度グラフに表示されます。

  • 12分を超えて連続的に高度が変動する場合、ウォッチは気圧の変化と解釈し、ウォッチのアウトドアインサイトにある気圧グラフをアップデートします。 

アクティビティを記録している場合、各スポーツモードは、アクティビティに最も適しているプロファイルを使用します。

  • 高度が変動するアクティビティ(山でのハイキングやトレイルランニングなど)では、高度計プロファイルを選択します。
  • 高度が変動しないアウトドアアクティビティ(平地でのランニングやカヌーなど)では、気圧プロファイルを選択します。
  • 継続中のアクティビティに最適なプロファイルを自動検出させるには、自動プロファイルを選択します。 
設定オプションの詳細:
高度計プロファイル:
  • 高度が変動するすべてのアクティビティに最適なオプション。
  • 気圧の変化はすべて高度の変化として解釈されます。
  • 天気の変化に注意が必要な登山や長時間のハイキングでは、自動プロファイルも使用できます。
気圧計プロファイル:
  • 高度の変動がない屋内または屋外でのアクティビティに適しています。
自動プロファイル:
  • 移動中の状況と気圧の変動速度に応じて、自動的に高度計プロファイルと気圧計プロファイルを切り替えます。
  • ウォッチが垂直方向の動きを感知すると、高度計のプロファイルに切り替わります。
  • 標高の変化が非常に小さい場合(12分以内に5メートル未満の垂直移動)、または変化が非常に遅い場合、ウォッチは気圧計のプロファイルに切り替わり、天気の変化を気圧の変化として解釈します。

注意:

高度計のプロファイルがオンになっている状態で、同じ場所に長時間留まっている間に現地の天気が変わると、正確な高度の測定ができなくなります。

移動により高度が変動するようなアクティビティで高度計のプロファイルを使用し、天気が頻繁に変わると、正確な高度の測定ができなくなります。

移動により高度が変動するようなアクティビティで、気圧計のプロファイルを長時間使用していると、ウォッチが一定の高度に留まっていると判断し、高度の変化を海面気圧の変化(天気の変化)として解釈します。このため、正確な気圧の測定ができなくなります。