Suunto Ambit3 Sport ユーザーガイド - 2.5
スポーツモードを使用したエクササイズ
スポーツモード( スポーツモード を参照)使用してエクササイズのログを記録すると、運動中にさまざまな情報を表示することができます。
ボタンを押すと、スポーツモードは、 エクササイズ メニューの下にあるスポーツモードにアクセスすることができます 。
Suunto Smart Sensor の使用
Suunto Ambit3 Sport を Suunto Smart Sensor などの Bluetooth® Smart に対応した心拍センサーと使用すると、エクササイズ強度に関する正確な情報を確認できるようになります。
エクササイズ中に心拍センサーを使用して計測できるデータ:
- リアルタイムの心拍数
- リアルタイムの平均心拍数
- 心拍数のグラフ
- エクササイズ中の消費カロリー
- 事前に設定した心拍数の範囲内で運動するためのガイダンス
- ピークトレーニング効果
エクササイズ後に確認できる心拍センサーからのデータ:
- エクササイズ中の合計消費カロリー
- 平均心拍数
- 最大心拍数
- 回復時間
Suunto Smart Sensor を使用すると、追加機能として心拍メモリー機能を利用することもできます。Suunto Ambit3 Sport への送信が中断されるたびに、データをバッファリングします。
このメモリー機能により、これまで計測が難しかった水泳などの水中でのアクティビティでも心拍データをもとに運動の強度を計測することができます。Suunto Ambit3 Sport を忘れてしまった場合でも、心拍データが記録されます。詳しくは、Suunto Smart Sensor のユーザーガイドを参照してください。
心拍センサーがない場合、Suunto Ambit3 Sport はランニングやサイクリングのアクティビティで速度をもとにエクササイズの強度を計測し、カロリー消費量や回復時間を計算します。これらの情報はあくまで推測ですので、正確な運動の強度を計測するには心拍センサーの使用をお勧めします。
追加情報については、Suunto Smart Sensor またはその他の Bluetooth Smart 対応の心拍センサーのユーザーガイドを参照してください。
Suunto Smart Sensor の装着
Suunto Smart Sensor の使用を開始するには:
- センサーをストラップコネクターにしっかりと取り付けます。
- 必要に応じてストラップの長さを調節します。
- ストラップの電極部分を水または電極ジェルで湿らせます。
- Suunto のロゴを上に向けてストラップをしっかりと装着します。

Smart Sensor は心拍を感知すると、自動的に作動します。
より正確に心拍数を測定するために、ストラップを素肌に直接装着してお使いください。
詳細とトラブルシューティングについては、Suunto Smart Sensor のユーザーガイドを参照してください。
ベルトの電極部に直接触れる皮膚が乾燥していたり、チェストストラップが緩すぎたり、合成繊維のシャツを着用していたりすると、心拍数が異常に高くなることがあります。心拍数を正確に測定するには、ベルトの電極を十分に湿らせるか、ベルトをしっかりと装着してください。それでも心拍数の異常が見られる場合は、医師に相談してください。
エクササイズの開始
エクササイズを開始するには:
- ボタンを押してスタートメニューに入ります。
- ボタンを押してエクササイズに入ります。
- ボタンまたは ボタンでスポーツモードオプションをスクロールし、 ボタンで適切なモードを選択します。
- 心拍センサーを使用するスポーツモードを選択すると、時計は自動的に心拍信号の検出を開始します。心拍信号または GPS 信号が検出されるまで待つか、すぐに記録を開始したい場合には、 ボタンを押して後でを選択します。ウォッチは、心拍/GPS 信号の検出を続行します。
- ボタンを押してエクササイズの記録を開始します。 ボタンを長押しすると、エクササイズ中でも他のオプションにアクセスすることができます。

エクササイズ中
Suunto Ambit3 Sport では、エクササイズ中に追加情報が表示されます。追加情報は、選択したスポーツモードによって異なります(スポーツモード を参照してください)。運動中に心拍ベルトや GPS を使用すると、より詳細な情報が得られます。
ここでは、運動中に時計を使用する方法について説明します。
- ボタンを押してスポーツモードのディスプレイをスクロールできます。
- ボタンを押すと、ディスプレイの下段に表示される情報が切り替わります。
- 誤ってログの記録を停止してしまったり、不要なラップを計測してしまうことのないよう、 ボタンを長押しして時計のボタン操作をロックすることができます。
- ボタンを押して押して記録を一時停止します。 ボタンをもう一度押すと、記録が再開します。
トラックの記録
選択したスポーツモードに応じて、Suunto Ambit3 Sport はエクササイズ中にさまざまな情報を記録します。
エクササイズを記録中スポーツモードで GPS を有効にしている場合、Suunto Ambit3 Sport は GPS によるトラッキング情報も記録します。GPS トラックは、記録されたエクササイズの一部として Suunto モバイルアプリで表示できます。
ラップの記録
エクササイズの記録中、手動または自動でラップを記録することができます。Movescount にあるオートラップの設定で自動または手動のいずれかを選択できます。ラップを自動で記録する場合、Movescount で設定した距離に基づいて Suunto Ambit3 Sport がラップを記録します。
ラップを手動で記録するには、エクササイズ中に ボタンを押します。

Suunto Ambit3 Sport には次の情報が表示されます。
- 上段:スプリットタイム(ログ記録の開始時点からの経過タイム)
- 中段:ラップナンバー
- 下段:ラップタイム
ログの概要には、最低 1 つのラップタイムと開始から終了までのエクササイズが表示されます。エクササイズ中に作成されたラップは、追加のラップとして表示されます。
エクササイズ中のナビゲーション
ルートを走りたいときや、ポイントオブインタレスト(POI)まで移動したいときは、エクササイズメニューから該当するスポーツモード(ルートを走る、POI を走る)を選択することができます。
GPS が有効になっている他のスポーツモードでも、エクササイズ中にルートや POI のナビゲーション機能を利用できます。
エクササイズ中にナビゲートするには:
- GPS を有効にしているスポーツモードで、 ボタンを長押ししてオプションメニューにアクセスします。
- ボタンを押してナビゲーションを選択します。
- ボタンで POI(興味のある地点)またはルートまでスクロールし、 ボタンで選択します。
ナビゲーションガイダンスは、選択されたスポーツモードの最後のディスプレイとして表示されます。

ナビゲーションを無効にするには、オプションメニューでナビゲーションに戻り、ナビゲーション停止を選択します。
使用しているスポーツモードの GPS 精度の設定(GPS 精度とバッテリー節約 を参照)が Good(良好)かそれより低く設定されている場合、ナビゲーション中は GPS 精度が Best(最高)に切り替わります。このため、バッテリーの消費量が高くなります。
エクササイズ中のコンパスの使用
エクササイズ中にコンパスを有効にして、カスタムスポーツモードに追加することができます。
エクササイズ中にコンパスを有効にしてカスタムスポーツモードに追加するには:
- スポーツモードの表示画面で、 ボタンを長押ししてオプションメニューにアクセスします。
- ボタンで有効化までスクロールし、 ボタンで選択します。
- ボタンでコンパスまでスクロールし、 ボタンで選択します。
- カスタムスポーツモードでは、コンパスが最後のディスプレイとして表示されます。

コンパスを無効にするには、オプションメニューで有効化に戻り、 コンパス停止を選択します。