Suunto D4i 以下のダイブモードがあります。
デフォルトでは、ダイブモードに切り替えるとAir(エアー)モードが起動します。また設定により、他のダイブモード(Nitox, Gaude, Free)への切り替え、ダイブモードをオフに切り替えることができます。
ダイブモードは、ダイブコンピューターをしないときにはオフに設定することもできます。
ダイブモードを変更する:
それぞれのダイブモードには個別の設定があり、それらのダイブモードを使用中には設定を調整する必要があります。
ダイブモード設定を変更する:
潜水終了後5分以内は設定の変更を行えませんのでご注意ください。
エアーモードは、通常のエアーでの潜水用であり、以下の設定があります。
ナイトロックスモードは、酸素の多い混合ガスでの潜水に使用されます。
窒素割合を減らすことにより、潜水時間を長くしたり、減圧症のリスクを抑えることができます。しかしながら、酸素割合を増加させたり潜水深度が深くなると酸素分圧が上昇し、酸素中毒に陥る危険性が高まります。この危険を防ぐためには、潜水時間と酸素曝露の度合いを計測して酸素曝露が安全限界範囲を超えないように潜水プランを調整する必要があります。Suunto D4i は、潜水プランの調整に必要な情報をダイバーに提供します。
ナイトロックスモードには、以下の設定があります。
ナイトロックスモードでは、タンクの酸素割合および酸素分圧の限度の両方をSuunto D4iに入力する必要があります。
これは、入力値に基づいて行われる窒素および酸素の計算と最大許容深度(MOD)の計算の正確性を保つために必要です。
デフォルトの酸素割合(O2%)設定は21%(エアー)、酸素分圧(PO2)設定は1.4 bar(20 psi)です。
混合ガスの設定を変更する:
酸素割合はデフォルトで21%に設定されています。酸素割合を22%以上に変更しない限り、このデフォルト設定が適用されます。酸素割合を変更後、設定が自動的にデフォルトの21%に戻ることはありません。
Free(フリー)モードでは、Suunto D4iをフリーダイビング用機器として使用できます。潜水時間は、ディスプレイ中央に分と秒で表示されます。
フリーダイビングは水深1.2 mで始まり、水深0.9 m未満になると終了します。
Free(フリー)モードには、以下の設定があります。
フリーダイビング用に深度通知を5つまで任意で設定できます。例えば、フリーフォールのタイミングを通知することができます。各通知には深度と設定とオン/オフを切り替えることができます。
通知深度に達すると、バックライトが点滅し、”優先度の低いアラーム音”が鳴ります。
深度通知を設定する