Suunto Ambit3 Peak ユーザーガイド - 2.5
コンパス
Suunto Ambit3 Peakは、磁北を基準にして進行方向を確認できるデジタルコンパスを搭載しています。コンパスが水平ではなくても、傾斜補正機能により正確に方位を測定することができます。
コンパスディスプレイは、ディスプレイ / コンパスの下にあるスタートメニューから表示/非表示を切り替えることができます。 ボタンを押すと表示/非表示が切り替わります。
コンパスディスプレイには次の情報が表示されます。
- 中段:コンパスの進行方向
- 下段: ボタンで現在の進行方向(基本方位)、現在時刻、値なしを切り替え表示

コンパスは、起動してから 1 分後に省電力モードに切り替わります。 開始/停止.
コンパスの調整
コンパスを初めて使用する場合は、コンパスの調整が必要です。時計の向きを変えたり、傾けたりしながら、調整の完了を告げる確認音が鳴るまで待ちます。

コンパスを調整しなおすには、オプションメニューで調整オプションにアクセスして手動で調整を開始します。
調整に成功すると、「調整に成功しました」というメッセージが表示されます。調整に失敗すると、「調整に失敗しました」というメッセージが表示されます。 ボタンを押して再度調整を試みます。
手動でコンパスの調整を開始するには:
- ボタンを長押ししてオプションメニューに入ります。
- ボタンで 全般 を選択します 。
- ボタンで コンパス までスクロールし、 ボタンで選択します 。
- ボタンを押して調整を選択します。
偏差設定
コンパスの正確な読み取りには、偏角値を正しく設定する必要があります。
紙の地図の北は真北を指しています。コンパスの北は磁北(地球の磁場が発生している地球上層部)を指しています。磁北は必ずしも真北を指しているとは限らないため、コンパスの偏角を設定する必要があります。磁北と真北の角度が、偏角となります。
ほとんどの地図には偏角値が記載されています。磁北は毎年少しずつ移動しています。最も正確な最新の偏角値は、インターネットを利用して入手することができます(例:www.magnetic-declination.com)。
ただし、オリエンテーリング用の地図は例外です。これらの地図は磁北を基準に作成されています。オリエンテーリング用の地図を使用する際にはコンパスの偏角値を0度に設定し、偏角補正機能をオフにしておく必要があります。
偏角値を設定するには:
- ボタンを長押ししてオプションメニューに入ります。
- ボタンを押して全般に入ります。
- ボタンでコンパスまでスクロールし、 ボタンで選択します。
- ボタンで偏角値までスクロールし、 ボタンで選択します。
- – を選択して偏差をオフにするか、 W(西)または E(東)を選択します。
- ボタンまたは ボタンで偏角値を設定します。
- ボタンを押して設定を承認します。

コンパスモードで ボタンを長押ししてコンパスの設定に入ることもできます。
方位角の固定と追従
方位ロック機能を使用すると、磁北を基準とした目標物の方位をロックすることができます。
方位を固定するには:
- コンパスを起動し、時計を体の前で水平に保ち、目標物の方角に体の向きを変えます。
- ボタンを押して時計に表示されている現在の方位をロックします。
- 磁北(黒三角)を基準とした目標物の方位ロックが設定されると、白三角として表示されます。
- 方位ロックを解除するには、 ボタンを押します。

エクササイズモードでコンパスを使用中、 ボタンを押すだけで方位ロックの設定と解除を行うことができます。 ボタンを押してコンパスビューを終了すると、ラップが作成されます。