水面に戻ると、Suunto DXはダイビング後の安全情報とアラームの提供を続けます。潜水後、飛行機に搭乗するまで待つ必要がある場合、すべてのモードで飛行禁止シンボルが表示されます。
水面休息時間と飛行機搭乗禁止時間の詳細情報を確認するには、ダイブモードにします。
Suunto DX は、 Surf t. (水面休息時間)フィールドに、水面に浮上してからの経過時間を示します。飛行機シンボルは、飛行機に搭乗すべきではないことを示します。No Fly(飛行禁止)フィールドで、飛行機への搭乗が安全になるまでの時間がカウントダウンされます。
飛行禁止時間は最低12時間、または残留窒素が12時間以上の場合はそれと同等の時間になります。残留窒素が70分以内の場合、飛行機搭乗禁止時間は表示されません。
潜水中に減圧を無視した場合、Suunto DXがエラー状態に入った場合(エラー表示(アルゴリズムのロック)を参照)、飛行機搭乗禁止時間は常に48時間になります。
Gauge(ゲージ)モード(ボトムタイマー)で潜水が行われると、飛行機搭乗禁止時間は48時間になります。
ダイブコンピュータが飛行機搭乗禁止時間をカウントダウンしている間は、飛行機搭乗は避けてください。飛行機に搭乗する前に必ずダイブコンピュータを起動し、飛行禁止の残り時間を確認してください。飛行機搭乗禁止時間内の飛行機搭乗および高地への旅行は、減圧症のリスクが非常に高まります。レジャー・スクーバダイビング事故者に対する緊急医療援助システム(DAN)が発信する情報を参考にしてください。潜水後の飛行機搭乗において、減圧症を完全に防ぐことを保証する規則は存在しません。
レジャー・スクーバダイビング事故者に対する緊急医療援助システム(DAN)は、以下の飛行機搭乗禁止時間を推奨しています。
スントは、すべてのDANおよびUHMSガイドラインに従い、尚且つダイブコンピュータの飛行機搭乗禁止時間がゼロになるまで、飛行機に搭乗しないことをお勧めしています。
Suunto DXダイブコンピューターは反復潜水を飛行機搭乗禁止時間が”0” になるまで(残留窒素がなくなるまで)、同じダイブシリーズとして認識します。
ログにはダイブシリーズごとに、反復潜水番号(ダイブナンバー)が与えられます。シリーズの最初の潜水はDIVE 1(潜水1)、2回目の潜水はDIVE 2(潜水2)のようになります。
水面休息時間が5分より少ない状況で再度潜水を始めると、Suunto DXは前の潜水が継続していると認識しダイブナンバーは変更されません。また、ダイブタイムも加算されます。
水面で5 分以上経過した場合は、反復潜水として認識されます。そしてダイブナンバーが追加されます。
プランモードにより、ダイブシリーズ内の次の潜水における減圧不要限界を再確認できます。