デフォルトでは、Suunto EON Steel Black には、4 つのダイブモードとして、Air/Nitrox、Trimix、CCRとGauge (ボトムタイマー) があります。ダイビング設定 » モードでダイビングに適したダイブモードを選択します。
Suunto EON Steel Blackは、すべてのダイブモードの名称を英語で表示します。ダイブモード名は Suunto App から変更できます。
すべてのダイブモードは、クラシックビュースタイルがデフォルトです。Suunto App を使うと、この設定や他の設定を変更したり、新規ビューの設定やダイブモードの追加もできます。
Suunto App では、新規ダイブモードの作成、既存ダイブモードの編集、画面レイアウトの変更、ヘリウムガスおよびマルチガス設定の変更、ダイブタイプ (OC/CC) の変更などを設定できます。
Air/Nitrox モードは、通常のエアーでのダイビングと、酸素割合の多い混合ガスでのダイビングのデフォルトモードとして使用されます。
ナイトロックス混合ガスを使用してダイビングを行う場合、ボトムタイムの延長や減圧症のリスクを軽減することができます。Suunto EON Steel Blackは、潜水プランを調整し、安全な範囲内に留まるための情報を提供します。
ナイトロックス混合ガスを使用してダイビングを行う場合、タンクの酸素割合と酸素分圧限界の両方をSuunto EON Steel Blackに入力する必要があります。これは、入力値に基づいて行われる窒素および酸素の計算と最大許容深度(MOD)の計算の正確性を保つために必要です。デフォルトの酸素割合(O2%)設定は 21%(エアー)、酸素分圧(pO2)設定は 1.6 bar(23 psi)です。
ナイトロックス混合ガスを使用してダイビングを行う場合、Suunto では、分圧を 1.4 バール (20 psi) に変更することを推奨しています。
Air/Nitroxにはデフォルトで 2 つのビューがあります。
無減圧
コンパス
Air/Nitroxダイブモードでは、デフォルトで 1 つのガスしかありません。このガスは、O2 の割合(%)と pO2 値を変更するためのデバイスメニューでデバイスメニューで編集することができます。複数のガスを使ったダイビングを有効にするには、ダイビング設定 » パラメータ » マルチガスでマルチガスダイビングを有効にする必要があります。この手順を終了後、ガスメニューで複数のガスを追加することができます。ガス設定は、Suunto App でもカスタマイズ可能です。
Trimix ダイブモードは、酸素、窒素、ヘリウムからなる混合ガスを使用するダイビングに対応しています。ヘリウムを追加することで、ダイビングに最適な混合ガスを生成することができます。
Trimix モードは、通常、潜水時間が長くなるディープダイビングで使用します。
Trimix モードにはデフォルトで 2 つのビューがあります。
無減圧
電子コンパス
Trimix モードでは、Suunto EON Steel Black の複数のガスオプションが自動的にオンになります。
ヘリウムを使用するダイビングでは、ヘリウムを有効にするとディープストップがデフォルトでオンになり、オフにすることはできません。
CCR は、リブリーザーダイビング専用のダイブモードです。
CCR モードを選択すると、ガスメニューがCCガス (クローズドサーキットガス)と OCガス(オープンサーキットガス)の 2 つに分岐します。CCR モードでのダイビングについて詳しくは、リブリーザーダイビング を参照してください。
CCR モードにはデフォルトで 2 つのビューがあります。
無減圧
電子コンパス
ヘリウムを使用するダイビングでは、ヘリウムを有効にするとディープストップがデフォルトでオンになり、オフにすることはできません。
Gaugeでは、Suunto EON Steel Black をボトムタイマーとして使用します。
Gauge モードはボトムタイマーのみです。減圧アルゴリズムを一切使用しないため、減圧情報や減圧計算を提供しません。
Gauge モードにはデフォルトで 2 つのビューがあります。
タイマー
電子コンパス
Gaugeモードでの潜水後は、減圧計算が 48 時間ロックされます。この間にAir/Nitrox、Trimix、または CCR モードで再び潜水すると、ダイブアルゴリズムと減圧計算を利用することができず、画面には「ロック」と表示されます。
ロック デバイスがロックされた状態で新しいダイブを開始すると、時間が再び 48 時間にリセットされます。