Suunto EON Steel Black ユーザーガイド 3.0
リブリーザーダイビング
デフォルトでは、Suunto EON Steel Blackにはリブリーザーダイビング専用モードとして、「CCRモード」 があります。このモードでは、固定された高/低セットポイント値を使用しますが、ダイブコンピュータまたは Suunto App で変更可能です。
リブリーザーダイビングにはクラシックまたはグラフィカルスタイルを使用することを推奨します。ただし、必要に応じてプロミネントビューを使用したり、フィールドをカスタマイズできます。
固定セットポイント計算により、Suunto EON Steel Black をリブリーザーダイビングでバックアップダイブコンピュータとして使用することができます。いかなる方法でもリブリーザーの制御や監視は行いません。
ダイブモードの設定で、CCR(クローズド・サーキット・リブリーザー)ダイビングにカスタムマルチガスモードを選択すると、ガスメニューがCCガス (クローズドサーキットガス) とOCガス (オープンサーキットガス) の 2 つに分岐します。
リブリーザーダイビングでは、Suunto EON Steel Blackはバックアップデバイスとしてのみ使用してください。ガスの制御や監視は、主にリブリーザー自体で行う必要があります。
クローズドサーキットガス
リブリーザーダイブでは、最低でも 2 つのクローズドサーキットガスが必要です。1 つは純酸素タンク、もう 1 つはディリュエントです。必要に応じて、追加のディリュエントを定義することができます。
ディリュエントのみをガスリストに追加できます。デフォルトでは、Suunto EON Steel Blackは酸素を使用することを前提としているため、ガスリストには表示されません。
組織と酸素の計算を正しく行うためには、常にディリュエントシリンダのディリュエントガスの酸素とヘリウムの正しい比率をダイブコンピュータに (または Suunto App 経由で) 入力しておく必要があります。リブリーザーダイビングで使用するディリュエントガスは、メインメニューの CCガス にあります。
オープンサーキットガス
ディリュエントガスと同じく、すべてのシリンダーで使用するベイルアウトガス(および追加のガス)について酸素とヘリウムの割合を常に正しく定義して、組織と酸素の計算が正しく行われるようにする必要があります。リブリーザーダイビングで使用するベイルアウトガスは、メインメニューの OCガス にあります。
セットポイント
リブリーザーダイブモードには、低と高という2つのセットポイント値があります。いずれも設定可能です。
- 低セットポイント:0.4~0.9(デフォルト:0.7)
- 高セットポイント:1,0~1,5(デフォルト:1.3)
通常、デフォルトのセットポイント値を変更する必要はありません。ただし、必要に応じて Suunto App またはメインメニューで変更できます。
Suunto EON Steel Blackでセットポイント値を変更するには、
- 水面休息状態で、中央ボタンを長押ししてメインメニューに入ります。
- 上ボタンでSetpointまでスクロールし、中央ボタンで選択します。
- Low SetpointまたはHigh Set Pointまでスクロールし、中央ボタンで選択します。
- 上または下ボタンでセットポイント値を調整し、中央ボタンで確定します。
- 中央ボタンを長押ししてメニューを終了します。
セットポイントの切り替え
セットポイントは深度に応じて自動的に切り替えることができます。デフォルトで、低セットポイント切り替え深度は 4.5 m(15 ft)、高セットポイント切り替え深度は 21 m(70 ft)です。
自動セットポイント切り替えは、低セットポイントではデフォルトでオフ、高セットポイントではオンになっています。
Suunto EON Steel Blackで自動セットポイント切り替えを変更するには、
- 水面休息状態で、中央ボタンを長押ししてメインメニューに入ります。
- 上ボタンでセットポイントまでスクロールし、中央ボタンで選択します。.
- 低設定に切り替えまたは高設定に切り替えまでスクロールし、中央ボタンで選択します。
- 上または下のボタンでセットポイント切り替えの深度値を調整し、中央ボタンで確定します。
- 中央ボタンを長押ししてメニューを終了します。
セットポイントが切り替わると、ポップアップ通知が表示されます。

リブリーザーダイブ中は、いつでもカスタムセットポイントに切り替えることができます。
カスタムセットポイントに切り替えるには:
- リブリーザーモードでのダイビング中に、中央ボタンを長押ししてメインメニューに入ります。
- Setpoint カスタム までスクロールし、中央ボタンで選択します。
- 上または下のボタンで必要に応じてセットポイント値を調整し、中央ボタンで確定します。
カスタムセットポイントへの切り替えを確認するポップアップ通知が表示されます。

カスタムセットポイントに変更すると、自動セットポイント切り替えが残りのダイブ中オフになります。
ベイルアウト
リブリーザーダイビング中の任意の時点で何らかの故障の疑いをもった場合、ベイルアウトガスに切り替えてダイビングを終了する必要があります。
ベイルアウトガスに切り替えるには:
- 中央ボタンを長押ししてメインメニューに入ります。
- OC ガスまでスクロールし、中央ボタンで選択します。
- 目的のベイルアウトガスまでスクロールし、中央ボタンで選択します。
ベイルアウトガスを選択すると、セットポイントフィールドが選択したオープンサーキットガスの pO2 値に変わります。

故障が修正されるか、ダイビング状況が正常に戻った場合は、上記と同じ手順でディリュエントに戻すことができますが、選択は CC ガスから行います。