十分な睡眠は、心身ともに健康を維持するのに欠かせないものです。お手持ちのウォッチを使用して毎日の睡眠を記録することで、平均睡眠時間を追跡することができます。
お使いのウォッチを付けたまま就寝することで、Suunto 5 が加速度センサーによる計測データに基づいて睡眠を記録します。
睡眠を記録するには:
睡眠追跡のトグルボタンをオンにします。
通常の睡眠スケジュールに従って、睡眠時間、就寝時刻と起床時刻を設定します。
ベッドタイムをすでに定義してある場合は、睡眠時間中にウォッチをおやすみモードモードに設定することができます。
上記のステップ 3 に従ってベッドタイムを定義してください。お使いのウォッチはここで定義された時間帯を使用してあなたが眠っていると判断し、連続した睡眠時間として記録します。夜眠っている途中に喉が渇いて目が覚め、水を飲むために起きた場合などには、いったん起きた後に再び眠った時間を区別することなく、同一の連続した睡眠時間としてカウントされます。
就寝時刻より早く寝て、起床時刻より後に起きると、ウォッチによって睡眠時間としてカウントされません。このため、考えられる最も早い就寝時刻と最も遅い起床時刻を考慮したうえで就寝時刻を設定する必要があります。
いったん睡眠分析が有効になると、睡眠時間の目標を設定することができます。通常、成人に最適とされる睡眠時間は 7 ~ 9 時間ですが、理想的な睡眠時間には個人差があります。
朝起きると、睡眠のサマリーが表示されます。このサマリーには、合計睡眠時間、睡眠中に体の動きが確認された覚醒状態の時間(推定)と、まったく体の動きが検知されなかった熟睡状態の時間などの情報が含まれます。
睡眠のサマリーに加えて、睡眠に関する詳しい分析と全体的な傾向を追跡することができます。時計の文字盤から、睡眠 ディスプレイが表示されるまで右下ボタンを押します。最初に表示されるビューには、最後に記録した睡眠と目標睡眠時間の比較データが表示されます。
睡眠ディスプレイを表示中に左下ボタンを押すと、過去 7 日間の平均睡眠時間を確認できます。右下ボタンを押すと、過去 7 日間の実際の睡眠時間が表示されます。
平均睡眠時間ディスプレイを表示中に中央ボタンを押すと、過去 7 日間で平均心拍数を上回っていた時間を示すグラフが表示されます。
右下ボタンを押すと、過去 7 日間の実際の心拍数の値が表示されます。
睡眠ディスプレイから、中央ボタンを長押しして睡眠分析の設定にアクセスします。
睡眠に関するすべての計測は体の動きにのみ基づいて行われるため単なる推定値に過ぎず、必ずしも実際の睡眠習慣を正確に反映しているとは限りません。
睡眠時間に加えて、ウォッチは睡眠中の心拍数を記録することで睡眠の質も評価します。心拍の変化は、睡眠が休息と回復の助けになっているかを示すものです。睡眠の質は 0 から 100 までのスケールで評価され、100 が最良を意味し、睡眠のサマリーで確認することができます。
一晩中お使いのウォッチを付けて眠ることで、睡眠中の心拍数に関するフィードバックを得ることができます。睡眠中に光学式心拍数計測機能を使用して心拍数を測定するには、デイリー HR(毎日のHR を参照)が有効になっていることを確認してください。
自動おやすみモードを有効にしておくと、睡眠中は自動的におやすみモードになります。