ALTI & BARO から正確な読み取りを得るには、Suunto Essential がどのようにして高度と海面気圧を計算するのかを理解しておく必要があります。
Suunto Essential は、常に絶対気圧を測定します。この測定値と基準値をもとに、高度や海面気圧を計算します。
センサー付近に砂やほこりが付着しないように注意してください。センサーの差込口に異物を挿入しないでください。
気圧の変化に注意すべきアウトドアアクティティビティでは、自分の現在地に近い場所の高度基準値を入力する必要があります。高度基準値は、ほとんどの地形図で見つけることができます。高度基準値を入力することで、Suunto Essential は正確な高度を読み取れるようになります。
正確な高度の読み取りを得るには、海面気圧の基準値を入力する必要があります。参照として使用する海面気圧は、気象庁などのウェブサイトで調べることができます。
絶対気圧を常時測定 絶対気圧 + 参照高度 = 海面気圧
* 絶対気圧 + 海面気圧の基準値 = 高度 *
現地の気象状況が変わると、高度の測定に影響します。現地の天気が変わりやすい状況では、高度基準値を頻繁にリセットする必要があります。基準値を入手できる場合、出発前にリセットすることをお勧めします。現地の天気が安定している場合は、基準値を設定する必要はありません。
ALTIMETER プロファイルが有効になっている場合、同じ場所に長時間留まっている間に現地の天気が変わると、デバイスは正確な高度を読み取ることができなくなります。
ALTIMETER プロファイルが有効になっている場合、移動により高度が上下する状況で天気が頻繁に変わると、デバイスは正確な高度を読み取ることができなくなります。
BAROMETER プロファイルを有効にして長時間使用している場合、移動により高度が上下する状況では、デバイスが同じ場所に長時間留まっていると判断し、高度の変化を海面気圧の変化として認識します。このため、正確な海面気圧の測定ができなくなります。
いそいよ 2 日間にわたるハイキングの 2 日目です。朝になって出発した後、 Barometer プロタイルから Altimeter プロファイルに切り替えておくのを忘れたこと に気づきました。デバイスで測定された現在の高度 が正しくないことはわかっています。地形図を調べて、高度が表示されている 一番近い場所までハイキングすることにしました。地形図の表示に従って の高度基準値を訂正しました。これで高度が正確に測定されるようになり、問題解決です。