Suunto Zoop Novo ユーザーガイド
ダイブモード
Suunto Zoop Novoには以下のダイブモードがあります:
- Air エアー):通常のエアーを使用したダイビング用
- Nitrox (ナイトロックス):ナイトロックスガスを使用した潜水用
- Gauge (ゲージ):ダイブコンピュータをボトムタイマーとして使用
- Free (フリー):フリーダイビング
- Off (オフ):ダイブモードを完全にオフにします。ダイブコンピュータを水に入れてもダイブモードは起動せず、ダイブモードも非表示となります。
デフォルトでは、ダイブモードに入るとAir(エアー)モードが起動します。また設定により、他のダイブモード(Nitox, Gaude, Free)への切り替え、ダイブモードをオフに切り替えることができます。
ダイブモードを変更する:
- 時刻モードで、を長押しします。
- を押してDive Mode(ダイブモード)に入ります。
- またはで、変更したいダイブモードを選択し、で確定します。
- 設定を終了するにはを押します。
それぞれのダイブモードには個別の設定があり、それらのダイブモードを使用中には設定を調整する必要があります。
ダイブモード設定を変更する:
- ダイブモードで、を押します。
- またはを押して設定をスクロールします。
- を押して設定に入ります。
- またはで設定を調整し、で確定します。
- 終了するにはを押します。
潜水終了後5分以内は設定の変更を行えませんのでご注意ください。
エアーモード
エアーモードは、通常のエアーでの潜水用であり、以下の設定があります。
- 個人/高度調整(個人調整と高度調整を参照してください)
- 深度アラーム(深度アラームを参照してください)
- ダイブタイムアラーム(ダイブタイムアラームを参照してください)
- サンプルレート(サンプルレートを参照してください)
- ディープストップ(安全停止とディープストップを参照してください)
ナイトロックスモード
Nitrox(ナイトロックス)モードは、酸素割合の多い混合ガスでの潜水用です。
窒素割合を減らすことにより、潜水時間を長くしたり、減圧症のリスクを抑えることができます。ただし、混合ガスに変更を加えたり、深度が深くなると、酸素分圧は一般に増加します。Suunto Zoop Novo は、ダイブを調整して安全範囲内に留まるための情報を提供します。
Nitrox(ナイトロックス)モードには、以下の設定があります。
- ナイトロックス(混合ガス)
- 個人/高度調整(個人調整と高度調整を参照してください)
- 深度アラーム(深度アラームを参照してください)
- ダイブタイムアラーム(ダイブタイムアラームを参照してください)
- サンプルレート(サンプルレートを参照してください)
- ディープストップ(安全停止とディープストップを参照してください)
Nitrox(ナイトロックス)モードでは、タンクの酸素割合および酸素分圧の限度の両方をSuunto Zoop Novoに入力する必要があります。
これは、入力値に基づいて行われる窒素および酸素の計算と最大許容深度(MOD)の計算の正確性を保つために必要です。
デフォルトの酸素割合(O2%)設定は21%(エアー)、酸素分圧(PO2)設定は1.4 bar(20 psi)です。
混合ガスの設定を変更する:
- Nitrox(ナイトロックス)モードで、を長押しします。
- を押し、Nitrox(ナイトロックス)設定に入ります。
- またはでタンクの酸素割合に合わせてO2の値を調整し、で確定します。

- またはでPO2 (酸素分圧)の値を調整し、で確定します。
- 必要に応じて、他の設定も調整します。
- を押して終了します。
酸素割合はデフォルトで21%に設定されています。酸素割合を22%以上に変更しない限り、このデフォルト設定が適用されます。酸素割合を変更後、設定が自動的にデフォルトの21%に戻ることはありません。
ゲージモード
Gauge(ゲージ)モードでは、Suunto Zoop Novoをボトムタイマーとして使用できます。
ディスプレイ中央のタイマーに、ダイブタイムが分と秒で表示され、潜水開始時に起動します。合計のダイブタイム(分)は、画面右下に表示されます。
ディスプレイ中央のタイマーは、潜水中にを押すとストップウォッチとして使用できます。
を押すと、メインタイマーがリセットされ、ダイブログにブックマークが追加されます。直前に計測した時間が、メインタイマーの下に表示されます。

Gauge(ゲージ)モードには、以下の設定があります。
- 深度アラーム(深度アラームを参照してください)
- ダイブタイムアラーム(ダイブタイムアラームを参照してください)
- サンプルレート(サンプルレートを参照してください)
Gauge(ゲージ)モードでは減圧計算は含まれませんのでご注意ください。
フリーモード
Free(フリー)モードでは、Suunto Zoop Novoをフリーダイビング用の機能として使用できます。潜水時間は、ディスプレイ中央に分と秒で表示されます。
フリーダイビングは水深1.2 mで始まり、水深0.9 m未満になると終了します。
Free(フリー)モードには、以下の設定があります。
- 深度通知(深度通知を参照してください)
- 深度アラーム(深度アラームを参照してください)
- ダイブタイムアラーム(ダイブタイムアラームを参照してください)
- サーフェスタイマー(水面休息時間と飛行機搭乗禁止時間を参照してください)
- サンプルレート(サンプルレートを参照してください)
深度通知
フリーダイビング用に深度通知を5つまで任意で設定できます。例えば、フリーフォールのタイミングを通知することができます。各通知には深度と設定とオン/オフを切り替えることができます。
通知深度に達すると、バックライトが点滅し、”優先度の低いアラーム音”が鳴ります。
深度通知を設定する
- Free(フリー)モードで、を長押しします。
- を押してDepth Notify(深度通知)設定に入ります。
- またはで通知をスクロールし、で通知に入ります。
- 通知のオン/オフを切り替えるには、またはを押し、で確定します。
- またはで深度を調整し、で確定します。
- 次の通知にスクロールして変更するか、を押して終了します。
サーフェスカウントダウンタイマー
フリーダイビング中は、サーフェスカウントダウンタイマーを使って次回のダイビングに備えることができます。Suunto Zoop Novoは、水深1.2 mに達すると自動的にカウントダウンを始めます。
サーフェスカウントダウンタイマーを設定する:
- Free(フリー)モードで、を長押しします。
- を押し、Surf. Time Notify(Surf.Time Notify)(水面休息時間の通知)までスクロールします。
- またはを押してタイマーをオンにして、で確定します。
- またはでカウントダウン時間を調整し、で確定します。
- 終了するにはを押します。