Suunto EON Coreには色分けされたアラーム機能、警告機能、通知機能が搭載されています。これらはアラーム音(オンの場合)とともに、画面上に表示されます。アラームは常に赤色で表示。警告は赤色または黄色。通知は常に黄色で表示されます。
アラーム、警告、通知が発生すると、メッセージがポップアップ表示されます。ポップアップメッセージはボタンをどれかひとつ押すことによって確認できます。注意を必要とする情報は、状況が正常に戻るまで、画面上またはスクロール表示できる情報として画面下部に表示され続けます。
アラームは危険な状況を意味し、即時の処置を必要とします。アラーム状況が通常に戻ると、アラームは自動的に停止します。
アラーム | 説明 |
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浮上速度が安全な浮上速度 10m(33 ft)/分を 5 秒間以上超えています。 | |
減圧潜水で減圧シーリングよりも 0.6 m (2 ft) 以上浅く浮上しています。ただちにシーリング深度よりも深く潜降し、正しく浮上してください。 | |
酸素分圧が安全レベル (>1.6) を超過しています。ただちに浮上するか、酸素の割合が低いガスに変更してください。 | |
酸素分圧が安全レベル (<0.18) 未満です。ただちに潜降するか、酸素の割合が高いガスに変更してください。 |
警告表示は、処置をとらなければ健康と安全に影響を及ぼす可能性のある状況であることを警告します。いずれかのボタンを押して警告を確認してください。
警告 | 説明 |
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CNS 100% | 中枢神経系 (CNS) 酸素毒性の限界レベルが 100% |
OTU 300 | 酸素耐性単位/酸素毒性単位 (OTU) が 1 日で推奨する限界量に到達 |
深度 | 深度が深度アラームの設定値を超過 |
潜水時間 | 潜水時間がダイブタイムアラームの設定値を超過 |
Diluent high pO₂ | 酸素分圧が安全レベル (>1.6) を超過 - ディリュエントフラッシュなどのためにディリュエントが使用されない限り、差し迫った危険はありません |
Diluent low pO₂ | 酸素分圧が安全レベル (<0.18) を超過 - ディリュエントフラッシュなどのためにディリュエントが使用されない限り、差し迫った危険はありません |
ガスタイム | ガスタイムがガスタイムアラームの設定値を超過、またはタンク圧が 35 bar (510psi) 未満 - この場合、ガスタイムはゼロになります。 |
安全停止超過 | 安全停止シーリングを 0.6 m (2 ft) 超過 |
タンク圧 | タンク圧が残圧アラームの設定値未満。ダイブコンピュータには 50 bar で作動するアラームがデフォルトで組み込まれています(このアラームを変更することはできません)。この他にも、アラームが作動する設定値を変更可能なタンク圧アラームがあります。ダイブコンピュータはこの設定値と 50 bar に達するとアラームを表示します。タンク圧の数値は強制的に画面に表示され、設定値を下回ると黄色に、さらに 50 bar を下回ると赤色に変わります。 |
通知は予防を要する状況を示します。いずれかのボタンを押して通知を確認してください。
通知 | 説明 |
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CNS 80% | 中枢神経系 (CNS) 酸素毒性の限界レベルが 80% |
OTU 250 | 酸素耐性単位/酸素毒性単位 (OTU) が 1 日で推奨する限界量の約 80% に到達 |
ガス切り替え | マルチガスダイブでの浮上中は、減圧プロファイルを最適にするために、その都度適したガスに切り替えることが必要 |
バッテリー残量/低 | ダイブタイム約 3 時間分のバッテリー残量 |
要充電 | ダイブタイム約 2 時間分のバッテリー残量。次回のダイビング前に充電が必要 |
セットポイント切り替え | リブリーザーダイビングでは、セットポイントは自動的に切り替わります。セットポイント を参照してください。 |