デフォルトでは、Suunto EON Coreは 1 つのみのガスを使用します (エアーのみ)。O2 の割合(%)と pO2 の設定は、ガスメニューで変更することができます。
複数のガスが必要な場合は、 ダイビング設定 » パラメータの下のデバイスメニューの複数のガスオプションを有効にしてください。
トライミックスガス(ヘリウムを有効化)を使用する場合、ダイビング設定 » パラメータでヘリウムを有効にします。ヘリウムを有効にしたら、ガスメニューで選択したガスに対するヘリウムの割合(He%)を変更します。
Suunto App を使用して、複数のガスダイビングやヘリウムの有効化、ダイブモードの設定、ガス設定の変更も可能です。
ガスを分析後、結果の数値はすべて小数点以下を切り捨ててSuunto EON Coreに入力してください。たとえば、分析したガスの酸素割合が 31.8% の場合、酸素 31% とします。これにより減圧計算がより安全なものになります。
より安全な計算を行うためにコンピュータを調整する必要がある場合は、減圧計算に影響を与える個人調整機能を使用するか、入力した O2% および pO2 値に従って酸素曝露に影響を与える pO2 設定を低減してください。
このダイブコンピュータでは、酸素濃度の値として小数点以下を受け入れません。酸素割合の小数点以下の値を繰り上げないでください。分析値を繰り上げることにより窒素割合が過小評価され、減圧計算に誤った影響を与えます。
Suunto App を使用して、ガスメニューに表示される情報をカスタマイズすることができます。
マルチガスとヘリウムを有効にする場合、ガスメニューの使い方と仕組みをよく理解しておくことが重要です。たとえば、水深 55 m(180.5 ft)まで潜降時に、次のガスが設定されているとします。
以下の画面では、メニューに 3 種類のガスがあり、使用中のガスとして tx18/45 が選択されています。使用しているガスは 1 つのみですが、減圧アルゴリズムはこれら 3 つすべてのガスを考慮して浮上時間(ダイビング中)を計算します。
追加で使用するガスを選択するには:
1 種類のガスのみで潜水するときには、その 1 種類のガスのみがガスメニューに表示されていることを確認してください。それ以外の場合は、Suunto EON Coreは、リストにあるすべてのガスを使用することを想定し、潜水中にガスを変更するように通知します。