Suunto EON Coreには、デフォルトでAir/NitroxとGauge (ボトムタイマー) の 2 つのダイブモードがあります。ダイビング設定 » モードでダイビングに適したダイブモードを選択します。
Suunto EON Coreは、すべてのダイブモードの名称を英語で表示します。ダイブモード名は Suunto App から変更できます。
デフォルトのダイブモードは、プロミネントスタイルを使用します。Suunto App を使用してスタイルや他の設定を変更したり、ダイブモードを追加で作成することもできます。
Suunto App では、新規ダイブモードの作成、既存ダイブモードの編集、画面レイアウトの変更、ヘリウムガスおよびマルチガス設定の変更、ダイブタイプ (OC/CC) の変更などを設定できます。Suunto App で CCR (クローズドサーキット・リブリーザー) ダイブサポートを有効にすることができます。
Suunto EON Coreで使用されている減圧アルゴリズムには、Suunto Fused™ RGBM 2 が使用されています。 アルゴリズムの詳細については、減圧アルゴリズムを参照してください。
Air/Nitrox モードは、通常のエアーでのダイビングと、酸素割合の多い混合ガスでのダイビングのデフォルトモードとして使用されます。
ナイトロックス混合ガスを使用してダイビングを行う場合、ボトムタイムの延長や減圧障害のリスクを軽減することができます。Suunto EON Coreは、ダイブを調整し、安全な限界内にとどまるための情報を提供します。
ナイトロックス混合ガスを使用してダイビングを行う場合、タンクの酸素割合と酸素分圧限界の両方をSuunto EON Coreに入力する必要があります。これは、入力値に基づいて行われる窒素および酸素の計算と最大許容深度(MOD)の計算の正確性を保つために必要です。デフォルトの酸素割合(O2%)設定は 21%(エアー)、酸素分圧(pO2)設定は 1.6 bar(23 psi)です。
ナイトロックス混合ガスを使用してダイビングを行う場合、Suunto では、分圧を 1.4 バール (20 psi) に変更することを推奨しています。
Air/Nitroxモードにはデフォルトで 2 つのビューがあります。
無減圧
コンパス
Suunto App でカスタマイズすると、追加で 2 つのビューを利用することができます。
タンク圧 - ディスプレイに表示される情報について詳しくは、タンク圧 を参照してください。
タイマー
Air/Nitroxダイブモードでは、デフォルトで 1 つのガスしかありません。このガスは、O2 の割合(%)と pO2 値を変更するためのデバイスメニューでデバイスメニューで編集することができます。複数のガスを使用できるようにするには、ダイビング設定 » パラメータ » マルチガスでマルチガスダイビングを有効にする必要があります。この手順を終了後、ガスメニューで複数のガスを追加することができます。ガス設定は、Suunto App でもカスタマイズ可能です。
Gaugeモードでは、Suunto EON Coreをボトムタイマーとして使用します
ディスプレイの右上にあるタイマーには潜水時間が分と秒で表示されます。上ボタンを短く押すと、タイマーが開始または停止します。上ボタンを長押しするとタイマーがリセットされます。
Gaugeモードはボトムタイマーのみです。減圧アルゴリズムを一切使用しないため、減圧情報や減圧計算を提供しません。
ゲージモードにはデフォルトで 2 つのビューがあります。
タイマー
コンパス
Suunto App でカスタマイズすると、3 つ目のビューが表示されます。
タンク圧 - ディスプレイに表示される情報について詳しくは、タンク圧 を参照してください。
Gaugeモードでの潜水後は、減圧計算が 48 時間ロックされます。この間にAir/Nitroxモードで再び潜水すると、ダイブアルゴリズムと減圧計算を利用することができず、画面には「ロック」と表示されます。
デバイスがロックされた状態で新しいダイブを開始すると、ロック時間が再び 48 時間にリセットされます。