高所設定では、既定の高度の範囲で自動的に減圧計算を調整します。ダイビング設定 » パラメータ » 標高の下にある設定で、3 つの範囲から選択することができます。
結果として、減圧停止不要限界は著しく減少します。
高地では海面と比べて気圧が低くなります。高地への移動後は、移動前の高度での平衡状態と比べて過剰な窒素が体内に蓄えられています。この “過剰” な窒素は時間をかけて徐々に体外に排出され、平衡状態に戻ります。新たな高度に体を慣れさせるために、潜水前に少なくとも 3 時間の休息をとることをお勧めします。
高所潜水を行う前に、ダイブコンピュータが高度を正確に計算できるよう高度設定を調整してください。ダイブコンピュータの数理モデルが許可する窒素最大分圧は、低気圧に従って減少します。
高地への移動は体内に蓄積された窒素の均衡に一時的な変化をもたらすことがあります。そのため、高所での潜水前には体を高度に順応させることをお勧めします。また、減圧症のリスクを最小限に抑えるために、ダイビング直後に著しく高い高度に移動しないことが重要です。
高度調整は正しく設定してください!海抜 300 m(980 ft)を超える高所潜水では、ダイブコンピュータが減圧状況を計算するには、高度設定が正しく選択されている必要があります。ダイブコンピュータは、海抜 3000 m(9800 ft)以上での使用を想定していません。不正確な高度設定や最大高度以上の場所での潜水は、誤ったダイブデータとプランニングデータの原因となります。
前回の潜水とは異なる高度で反復潜水を行う場合、前回の潜水を終了後、次回の潜水に合わせて高度設定を変更します。これにより正確な組織の計算が可能になります。