コンピュータには不具合や障害が発生することがあります。ダイブ中に突然このデバイスが正確な情報を提供できなく可能性があります。常にバックアップのダイブデバイスを使用し、バディシステムを活用して単独でのダイビングは避けてください。このダイブデバイスは、ダイビング器材の正しい使い方を習得したダイバーのみが使用することを想定しています。ダイビングでご使用になる前に、製品に付属の取扱説明書およびオンラインで入手可能なユーザーガイドを必ずお読みください。これを怠ると、不適切な使用、重大な怪我、死亡事故につながる恐れがあります。
お使いの Suunto ダイブコンピュータが、常にアップデートや改良を施した最新のソフトウェアを搭載していることを確認してください。ダイビングに出かける前に、www.suunto.com/support にアクセスしてお使いのデバイスで利用可能な最新のソフトウェアアップデートがないかどうか確認してください。利用可能なアップデートがある場合は、ダイビングの前に必ずインストールしてください。Suunto 製品をより快適にご利用いただくために継続的な製品開発と改善に常に努めており、随時ソフトウェアアップデートを提供しています。
ダイビング機器の使用法、各種表示および制約事項を完全に理解していることを確認してください。このマニュアルまたはダイビング機器についてご質問がある場合は、ダイビングをする前に、最寄りの Suunto ディーラーにお問い合わせください。自分の安全は自分の責任であることを常に念頭に置いておいてください!
ダイビングの出発前に、ダイブコンピュータを詳細に点検して、すべての機能が正常に動作することを確認してください。
ダイビングを行う現地に到着したら、水に入る前に、各デバイスの事前点検を手動で行ってください。
確認が必要な表示は以下のとおりです。
Suunto Tank POD に関する情報は、製品に付属の説明書を参照してください。
ダイブコンピュータは、ダイビング器材の正しい使い方を習得したダイバーのみが使用してください。ダイビングの種類を問わず(フリーダイビングを含む)、十分なトレーニングを受けていないダイバーは混合ガスの誤った使用や不適切な減圧などのトラブルを起こすことがあり、これは重傷や死亡事故につながる可能性があります。
たとえダイブテーブルまたはダイブコンピュータが作成した潜水計画に従ったとしても、すべてのダイブプロファイルには減圧症(DCS)のリスクが存在します。減圧症及び酸素中毒を防ぐ事ができるダイブコンピュータはありません。個人の体調は日々変化しますが、ダイブコンピュータはそれらの変化を把握することはできません。減圧症の危険を最小限にするためにも、機器が設定する曝露限界内に必ず留まるようにしてください。安全のためにも、潜水前に医師による体調チェックを行いましょう。
ダイブコンピュータが飛行禁止時間をカウントダウンしている間は、飛行機搭乗は避けてください。飛行前には必ずダイブコンピュータを起動し、飛行禁止の残り時間を確認してください。飛行禁止時間内の飛行機搭乗および高地への旅行は、減圧症のリスクを非常に高めます。レジャー・スクーバダイビング事故者に対する緊急医療援助システム(DAN)が発信する情報を参考にしてください。潜水後の飛行機搭乗において、減圧症を完全に防止することを保証できるルールは存在しません。
ペースメーカーをご使用の場合は、スクーバダイビングをしないことをお勧めします。スクーバダイビングは、ペースメーカーに悪影響を及ぼすことがある肉体的ストレスをダイバーに与えます。
ペースメーカーをご使用の場合は、このデバイスを使用する前に医師にご相談ください。本デバイスが使用する誘導周波数がペースメーカーに干渉する可能性があります。
弊社の製品は工業規格に準拠していますが、直接肌に触れたときにアレルギーまたは痒みが起こることがあります。そのような場合は直ちに医師の診察を受けてください。
本製品は職業ダイバー用ではありません。スント社のダイブコンピュータはレクリエーション用のために設計されています。コマーシャルおよびプロフェッショナルダイビングは、ダイバーを減圧症のリスクを高める深度と状況にさらす恐れがあります。そのため、スント社ではこのようなダイビングを計画するダイバーには本製品を使用する事をおすすめしておりません。
バックアップ器材を用意してください。ダイブコンピュータを使用してダイビングをする際には、常にバックアップ器材(水深計、残圧計、タイマーまたはウォッチなど)を使用し、ダイブテーブルをいつでも参照できるようにしてください。
安全上の理由から、単独ダイビングは決してしないでください。ダイビングはバディと一緒にしてください。また、減圧症(DCS)の発症の可能性やタイミングが地上でのアクティビティによって影響を受けることがあるので、ダイビング後は一定時間、誰かと一緒にいる必要があります。
ダイビングを行う前に、毎回必ず潜水前の安全点検を行ってください!ダイビングの前に、ダイブコンピュータが適切に機能しており、正しく設定されていることを必ず確認してください。画面表示が機能していること、バッテリー残量が十分なこと、タンク圧が正しいことなども確認してください。
ダイビング中、ダイブコンピュータの機能や動作を定期的に確認してください。 正しく機能していない場合には、直ちにダイビングを中止し、安全に浮上して水面に戻ってください。 お使いのダイブコンピュータを点検する必要があるので、Suuntoカスタマーサポートにお電話にてご確認のうえ、Suunto認定サービスセンターまでお送りください。
ダイブコンピュータを使用中は、他のダイバーとの間で交換および共有しないでください。ダイビングまたは反復潜水中にダイブコンピュータを装着していなかったダイバーには、ダイブコンピュータの情報が適用されません。ダイブコンピュータのダイブプロフィールがユーザのものと一致しなければなりません。ダイブコンピュータ使用しなかった場合、その後の潜水に関してダイブコンピュータが提供する情報は誤ったものとなります。いかなるダイブコンピュータでも、そのダイブコンピュータを使わずに行ったダイビングを考慮に入れることはできません。そのため、ダイブコンピュータを使用しないでダイビングをした場合には安全のために、4日以内はダイブコンピュータを使用することを避けてください。
必ずガスの内容を自分自身で確認し、且つ、自分のダイブコンピュータにその分析値を入力してから潜水してください。ガスタンク(シリンダー)の中身の確認を怠ったり、ダイブコンピュータに妥当なガスの値を正確に入力(該当する場合)しないと、誤った潜水計画情報の原因となります。
ダイブプランナーソフトウェアを使用しても、正しい潜水トレーニングに取って代わるものではありません。混合ガスを使用したダイビングには、一般的に使用するエアーとは異なるリスクがあります。トライミックス、ヘリオックス、ナイトロックス、またはそれらすべてを使ってダイビングを行う場合、ダイバーはダイビングの種類に応じた特別なトレーニングを受けなければなりません。
可燃性ガス付近でスントのUSBケーブルを使用しないでください。爆発する可能性があります。
いかなる場合においてもスントのUSBケーブルを分解・改造しないでください。電気ショックまたは発火する可能性があります。
スントのUSBケーブルはケーブルや部品が破損している場合には使用しないでください。
お使いのデバイスを充電する際には、IEC 62368-1 規格に準拠した USB 電源アダプターのみを使用してください。準拠していないアダプターは火災や怪我の危険性があり、Suunto デバイスに損傷を与える可能性があります。
USBケーブルのコネクタのピンが伝導性のあるものと絶対に触れないようにしてください。ケーブルのショートし故障の原因となる恐れがあります。
万が一、潜水中にダイブコンピュータが故障した場合には認定講習で習得した手段で緊急浮上をしてください。